興津港海浜公園について(Outline of the park)

 2022年4月1日より、当公園の管理・運営は、株式会社塚原緑地研究所が実施することとなり、約3年6ケ月を経過しました。引き続き、植物管理、施設管理に注力し、訪れた方に喜んでいただけるように致します。興津海岸は、2023年5月に海辺の国際環境認証制度「ブルーフラッグ」に認証されました。世界50カ国で5066か所が認証を取得しており、国内で8か所目、千葉県内では山武市本須賀海水浴場に次いで2例目となります。
 2024年11月29日(金) 13時~14時、興津港海浜公園、興津海水浴場周辺でゴミ拾い活動を行いました。2024年末~2025年1月は晴天続きでからからでしたが、1月6日久しぶりに本格的な雨に恵まれました。園内の河津桜のつぼみも少し膨らみましたが、寒い日が続き、満開となったのは2月後半でした。5月になり低木、植込みの花が開き始め、桑の実も色付きました。芝生広場裏のガクアジサイの花は例年より大幅に暑かった6月を過ぎ、7月初めでもきれいに咲いていました。⇒「公園、周囲の動植物」参照
 2023年から2025年まで3年連続の猛暑となりました。しかしながら勝浦市は外湾の冷たい海水域の影響で、涼しい風が吹き、夜は冷房なしでも眠れるほど、快適です。
 駐車場から興津海岸に至る橋のそばで、興津海岸で集めた「貝殻を使った工作体験教室」を2024年は8月25日に、2025年は8月23日に実施しました。子どもたちの奇抜なアイデアで作られた作品は、目を見張るものがありました。
 橋の近くのコンクリート製テラスが老朽化しており、破損の危険性があるため、立ち入り禁止としています。
「イベントのご案内、公園の最新状況」参照

●海水浴場が隣接しており、開放感のある景色が楽しめ、心が癒されます。きれいな砂浜とゴツゴツした岩肌の磯がバランス良く配置されています。
●JR興津駅から徒歩圏内にあること。国道128号線沿いに位置します。
●外房の海に面した温暖な気候であり、極端な暑さ・寒さがありません。勝浦は、観測史上一度も猛暑日(35℃以上)を記録したことがないことが報道されており、最近の報道では避暑地としても脚光を浴びています。夏の過ごしやすさ、冬の暖かさが注目されています。

 興津港海浜公園の位置する興津港は外房海岸の中部に位置し、天然の湾形をもっている港です。昭和26年9月避難港の指定を受け、昭和28年より小型船舶を対象として、防波堤、船揚場、物揚場が整備されています。現在は主として当地域で活動する小型船の船溜まりとして利用されています。
平成8年度に「エコ・コースト」の指定を受け、アカウミガメを主体とした生態系や自然環境に配慮した海岸整備を実施しました。
令和2年に勝浦市は「みなと」を核としたまちづくりを推進するため「みなとオアシス勝浦」として登録され、当公園はその構成施設の1つとされており、地域振興に貢献していくことが求められています。

住所 千葉県勝浦市興津字湊地崎
2022年4月より興津港海浜公園を指定管理者として、管理運営しております。より良いサービス、より安全な施設を目指し、多くの皆様にご利用いただけるよう努力してまいります。
興津海浜公園指定管理者 株式会社 塚原緑地研究所